2011年09月18日

FreeBSD-8.2RでCANON MP610のプリンタサーバ環境を作る

今まではQNAPというNASCANON MP610という複合機をUSB接続して、プリンタサーバとして使っていたのですが、新しく買ったMacBook Airからはどうしても印刷できません。

仕方がないので、環境を構築中のFreeBSD-8.2Rにプリンタサーバもやらせることにしました。
とりあえず、USBケーブルで接続したところ、あっさり以下のように認識されました。

uhub4: 8 ports with 8 removable, self powered
ugen4.2: at usbus4
ulpt0: on usbus4
ulpt0: using bi-directional mode
umass0: on usbus4
umass0: SCSI over Bulk-Only; quirks = 0x0000
Root mount waiting for: usbus4
umass0:0:0:-1: Attached to scbus0
Root mount waiting for: usbus4
(probe0:umass-sim0:0:0:0): TEST UNIT READY. CDB: 0 0 0 0 0 0
(probe0:umass-sim0:0:0:0): CAM status: SCSI Status Error
(probe0:umass-sim0:0:0:0): SCSI status: Check Condition
(probe0:umass-sim0:0:0:0): SCSI sense: UNIT ATTENTION asc:29,0 (Power on, reset, or bus device reset occurred)
(probe0:umass-sim0:0:0:0): TEST UNIT READY. CDB: 0 0 0 0 0 0
(probe0:umass-sim0:0:0:0): CAM status: SCSI Status Error
(probe0:umass-sim0:0:0:0): SCSI status: Check Condition
(probe0:umass-sim0:0:0:0): SCSI sense: NOT READY asc:3a,0 (Medium not present)
da0 at umass-sim0 bus 0 scbus0 target 0 lun 0
da0: Removable Direct Access SCSI-2 device
da0: 40.000MB/s transfers
da0: Attempt to query device size failed: NOT READY, Medium not present
ugen4.3: at usbus4

MP610の機能と比較すると、だいたい以下のような構造だと思われます。
ugen4.2は不明
ulpt0がプリンタのUSB port
umass0da0がカメラから直接印刷するためのインターフェース
ugen4.3がBlueToothのモジュールを挿すインターフェース


さて、まずはソフトウェアをインストールします。
必要になるのは、cupsghostscriptgutenprintといったソフトウェアです。
これらについては、portからインストールします。
% cd /uer/ports/print/cups
% sudo make install clean
% cd ../ghostscript9
% sudo make install clean
% cd ../gutenprint
% sudo make install clean


インストール中にオプションの選択画面が表示される場合があります。
私の環境では、以下のように設定しています。
cups : LIBUSBとGHOSTSCRIPTを選択、それ以外は非選択
ghostscript9 : たくさんある標準規格については選択、CANON以外のメーカーの機能は非選択
gutenprint : CUPSのみ選択、それ以外は非選択


これでインストールは終了です。
次にCUPSの設定を行います。
設定はウェブから行うので、最初にcupsdを起動します。
% sudo /usr/local/etc/rc.d/cupsd start


次にブラウザに以下のURLを入れましょう。
そうすると、ブラウザにCUPSの設定画面が表示されます。
http://localhost:631/


設定に必要な情報は下記のとおりです。
ローカルプリンタ : Canon MP610 series (Canon MP610 series)
プリンタドライバ : Canon PIXMA MP610 - CUPS+Gutenprint v5.2.4 (カラー, 両面可)


登録が終わったら、テストページの印刷をして、ちゃんと印刷できていることを確認します。
私の環境では、日本語フォントらしきものが□で印字されてしまいましたが、とりあえず置いておくことにしました。

最後にOS起動時にcupsdが立ち上がるように/etc/rc.confに以下の設定をしましょう。
cupsd_enable="YES"


FreeBSDを再起動してみて、cupsdが自動起動していることが確認できれば、次にMacBook Airの設定に進みます。

MacBook Airにも同様にgutenprintをインストールします。
以下のサイトから最新版をダウンロードしてインストールしましょう。
http://gimp-print.sourceforge.net/MacOSX.php


インストールが終わったら、システム環境設定 -> プリントとスキャンを選んで、先ほどのCUPSの設定同様にプリンタドライバの設定をします。

設定が終わったら、ウェブページなどを開いて、適当なサイトをテスト印刷してみましょう。
私の環境では、FreeBSD上では日本語が正しく印刷されませんでしたが、MacBook Airからはちゃんと日本語も印刷されました。

FreeBSDはサーバ用途なので、クライアントからちゃんと印刷できるなら問題なしということでw
Windowsからの印刷がどうなるかはまだ試してませんが、今後の課題ということでwwww


実は、ここまでたどり着くのに、一ヶ月くらいかかりました。
Googleで「FreeBSD CANON プリンタ 設定」などのキーワードで検索して、上位にヒットするサイトでは、CANONのサイトから、フィルタのソースやドライバのlinuxバイナリをダウンロードして、、、というのが動作事例として紹介されていたので、トライしたのですが、どうしてもうまくいかなくて断念しました。

で、引き続いて調べたところ、海外のサイトでこんな方法でもできるよ!と紹介されていたのを見つけて、ようやく印刷できるところまでこぎつけたわけです。

FreeBSDからの印刷の際、日本語が印字されない問題については、どうやらghostscriptが悪さをしているらしいのですが、さしあたって困らないため、しばらくはこれで運用して見ることにします。



キヤノン PIXUS MP610 / キヤノン

キヤノン インクタンク BCI-7e 4色 (BK/C/M/Y) +BCI-9BK マルチパック BCI-7E+9/5MP / キヤノン
インクは高くてやーねwwww



posted by kondonator at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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